windows10にgfortranをインストールしてみた
今回は、windows10にfortran用のコンパイラ、gfortranをインストールしてみました。
まず、gfortranをインストールするために、
MinGW-w64 - for 32 and 64 bit Windows - Browse Files at SourceForge.net
からインストラーをダウンロードします。
上記のページを開くと、Summary, Files, Reviewsなどと書かれたタブがありますので、その下にある、
という、リンクをクリックするとダウンロードが開始されます。
ダウンロードが完了したら、ファイルを実行しインストールを行います。
インストールなどの手順は
http://d.hatena.ne.jp/arakik10/20160101/p1
こちらを参考にさせて頂きました。
Architectureがデフォルトだと「x86_64」になっていなかったので、「x86_64」に変更しました。
以上で、gfortranのインストールは完了しました。
次に、Pathを設定します。これは、gfortranのコマンドが、どのディレクトリにいても呼び出せるようにするためです。
このサイトを併せて参考にするとわかりやすいと思います。
http://pineplanter.moo.jp/non-it-salaryman/2016/04/09/windows10-path/
それでは、説明を再開します。
スタートボタンを右クリックし、「システム」を選択します。
その後、左端のほうにある、システム詳細設定をクリックし、システムというタブの一番下にある、環境変数をクリックします。
その後、ユーザ環境変数(上)とシステム環境変数(下)という2種類があることが解ると思います。
今回は、ユーザ環境変数にPathを追加します。
既にPathという変数が一覧に追加せれている場合には、Pathを選択し、編集をクリック、
Pathという変数が一覧にない場合には、新規をクリックします。
そして、
変数名に「Path」
変数値に「先ほどインストールしたmingwの中にある、binというフォルダまでのフルパス」
(例 C:\Program Files\mingw-w64\x86_64-5.2.0-posix-seh-rt_v4-rev1\mingw64\bin)
を設定します。
あとはウィンドウを閉じ、再起動すれば完了です。
インストールされているかの確認は、コマンドプロンプトで
gfortran -v
を実行して、バージョンなどの情報が表示されていれば、OKです。(このコマンドはどのディレクトリでも実行できます。)